暑い夏の季節、家の中にいても汗が滴るくらいの暑さに悩んでいませんか?
原因は「庭」にあるかもしれません。

■庭の中でヒートアイランド現象が起こっている可能性がある
ヒートアイランド現象をご存知でしょうか?
名前だけでも聞いたことがある人は多いでしょう。
都市部の気温が周辺の郊外と比べると高くなっている現象のことをヒートアイランド現象と言います。
原因としては建物が密集していることで風通しが悪くなることや緑地の減少が挙げられるでしょう。
特に都会では緑地が減ったことでビルの屋上に庭園を造るなどして対策を講じている場所も増えてきました。
アスファルトなどの人工物で覆われている地面は表面の温度が上がり、その周りも熱くなっています。
そのため、風が吹いたとしても涼しくないのです。

■ウッドデッキが原因
近年は庭にウッドデッキを取り入れる家庭が多くなってきました。
子供が遊んだりバーベキューなども楽しめる点が人気の理由なのでしょう。
ですが、太陽の熱がウッドデッキに当たると表面の温度が上昇してしまいます。
そうすることで家の中にも暑さが伝わってしまうのです。
対策としては日陰を作ってあげることでしょう。
開閉式のオーニングを取り付けるリフォームなどを施して日陰を多く作ることが肝心です。

■気を植えて緑を多くし木陰を作ろう
ヒートアイランド現象を防ぐ方法としては、木を植えて日陰を作る方法がオススメです。落葉樹を使用すれば、冬場は葉が落ちるので日差しを遮らずに済みます。
夏場は木陰を作り、庭の暑さ対策を施してくれます。
ハナミズキは綺麗な花を咲かせるので庭に植える人も多いです。
その他にもヒメシャラやカツラなども人気となっています。

■人気のビオトープで水辺を演出
ビオトープを設置するのも良いでしょう。
ビオトープとは、生態が自然な状態のまま暮らしている場所のことをいいます。
大きめの鉢の中に水を張り、メダカなどを入れ水辺の生態系を再現するのです。
見た目にも涼しくなるでしょう。