子ども部屋に用意するクローゼットの注意点

■子ども部屋の使い方を決めておこう

リフォームで子ども部屋を新たに作りたいと考えている方は、部屋の使い方は既に決められているでしょうか?
寝る部屋、遊ぶ部屋、勉強する部屋など、ご家庭によって子ども部屋の使い方は様々です。

子ども部屋をどのように使用するかによって、家具を揃えていかれると思います。
子ども部屋をより広く使用するには、多くの方がクローゼットを造りつけにしますが、様々な家具の置き場やクローゼットの開閉にも配慮する必要があります。
せっかくクローゼットを作っても、置いた家具が邪魔で開閉しにくいといった事態にならないように注意しましょう。

■クローゼットの収納量を考えよう

子どもは、成長するにつれて衣類だけでなく、学校の教科書や作品、部活の道具など、様々な物が増えていきます。
部屋の広さは決まっているものなので、家具を増やすことなくクローゼットを有効活用できれば部屋全体を無駄なく使用することができるのではないでしょうか?

クローゼットのスペースを有効に使うためにオススメなのが、予め収納する物を決めておき、必要に応じて物が置けるような棚を付けたり、クローゼットの中に本棚等が入れられるようなスペースを作ることです。
同じ子ども部屋のスペースでも、空間を広く使用することができ、子どもが快適に過ごせるよう、事前に考え工夫することが大切と言えるでしょう。

可動式間仕切り収納で成長によって子供部屋を使いやすくする方法

可動式の間仕切り収納をご存知でしょうか?
可動式の間仕切り収納とは、可動式の収納を自分の好きな場所に置いて、部屋を仕切ることができる家具のことで、大きい部屋を分割して使うことができるなど自由な間取りを演出できるのです。
そんな可動式間仕切り収納の使い方について紹介します。

■子供部屋に可動式間仕切り収納を設置する
子供部屋に間仕切り収納を設置する家庭は多くいます。
小学校低学年あたりまでは部屋の中央に間仕切り収納で半分を仕切っておき、勉強をする空間と寝るためのベッドを置く空間に分けて部屋を使うことができます。
遊びも勉強も一緒にでき、子供たちが一緒に楽しめる部屋として使うことができます。
子供たちが成長して中学生や高校生になった際には1つの大きい部屋を完全に間仕切りして、2つの部屋に分割することで、各自の部屋として使うことが可能となります。
その後、成長して進学や就職などで子供が家を離れた際には、もう1人の子供が自由に可動式の間仕切り収納を利用して、部屋を思い思いに仕切って過ごすことが可能となるのです。

可動式の間仕切り収納は、自由な発想で自分の好みの部屋にインテリアすることが可能となり、アイデアによって様々な空間にすることができます。