■キッチンの吊戸棚がないことで予想されることは
対面キッチンの設備面において人気なのは、重圧感のある吊戸棚がない設計プランです。
開放的な空間を求める人が多く、広く採用されていますが、そこには当然不利な点も潜んでいます。
それは、換気扇が近くに設置できないため、揚げ物調理をした際に発生する「油煙」と「臭い」をすぐに除去できないということです。
これは仕方がないため、対処法としては「油はねに対しての対策方法を考える」「できるだけ換気力の強いファンを設置する」というのが重要になります。
■吊戸棚の代わりに収納を効率化することが大事
このデメリットを見ると吊戸棚の必要性を感じるかもしれませんが、実際のところは「キッチンが明るくなるし、風も通るので設置しなくて正解だった」という意見が多いのです。
もともと吊戸棚は、毎日使わないものや大きいサイズの調理器具などを収納する際に役立つ棚です。
「吊戸棚をつけないと収納が少なくなりそうで心配」と思う人もいるでしょう。
しかし最近のキッチンの収納スペースはとても広く、さらに効率的に片付けることができるようになっているため、吊戸棚がなくても基本的にはそこまで問題にはならないと言えます。
大事なのは、その他の収納スペースを上手に活用することと、必要であれば便利な収納パーツを追加してみるなど、キッチンを自分なりに使いやすい空間にしていくことです。
■掃除が大変な箇所第1位は・・・
大掃除に関するアンケートで、最も汚れが落ちにくく綺麗になるまで体力を要した場所の1位は「換気扇」「レンジフード」だそうです。
ベットリとした汚れがこびりついたものは特に掃除がしづらく、一度に全てを綺麗にするのはなかなか難しいことでしょう。
そうは言っても日常的に使用する「換気扇」の掃除を習慣づけないと、排気効率が悪くなり壁にベトベトした油煙がつきやすくなってしまいます。
そのように大変なことだらけの「換気扇」「レンジフード」の掃除が大幅に楽になる万能設備をこれから紹介します。
■経済的で時間も節約できるレンジフード!
それは「オイルスマッシャー」というレンジフードの設備です。
高速回転するディスクが煙に含まれるほとんどの油をキャッチし、その油はオイルガードというパネルに吸収されます。
このことから、レンジフード内にはほんのわずかな油が付着するだけで、その油もお手入れの際には水で洗い落とせる仕様になっているため、簡単にお手入れできるでしょう。
また、消費電力を抑えるためのエコ設計も充実している点、掃除に必要な水の量が到来製品と比較して約7割節約できるといった点から、非常に経済的な商品だと言えます。
「換気扇」「レンジフード」の寿命は約10年と言われています。
そろそろ替え時かな、と感じたら、便利でエコな「オイルスマッシャー」を是非採用してみましょう。