■図面では見えない新築マンション完工時の発見

中古マンションを選ぶ際には、既存の物件を把握した状態で検討することでしょう。
対して新築マンションの場合、モデルハウスの内覧会などで外観デザインは確認できるものの、それぞれ微妙に異なった設計の図面からイメージを沸かせて待つことがほとんどです。
新築物件にはその膨らんだ想像を、着工時から完成までの間に目で楽しめるという優位点があります。

ちなみに現在中古マンションとして販売されている物件も、以前は新築マンションとして建築されたものでした。
時代の変化も若干関係していますが、販売価格が安かった物や完成後に人気の出た物件は、建築されてから数年後も新築時の価格をキープしています。

■新築マンションは中古物件より「安心できる!」

選択のしやすさは新築マンションがお値打ちだと考えられるひとつの要因です。
購入時の条件は様々ですが、中古物件となるとそれを全てクリアしてくれるものは選べるほど見つからないでしょう。

他の利点として、設備トラブル・アフターサービスなど、購入後も安心できる特典が新築物件にはあります。
比較して中古マンションにおいては、もし不具合が起きても特定のものしか対象になりませんし、設備の保障期間も90日ほどで終わってしまいます。
選びやすく、安堵感も持てるのが新築マンションのメリットと言えるでしょう。

そして、新築マンションを購入して気をつけなければいけないのがガス給湯器システムです。
いずれはリフォームや取り換えが必要となるので予め確認しておきましょう。

■ガス給湯器の寿命は?
マンションのみならず一戸建て住宅でも同じなのですが、ガスの給湯器の寿命は10年から15年と言われています。
使う頻度や環境によって違いもあるでしょうが、おおよその期間が10~15年なので10年を経過したらリフォームを考えた方が良いでしょう。
まだまだ使えるからと放っておくと、いきなり故障してしまうことも考えられます。
まずは、点検をしてもらい好感が必要になるのか専門の業者に依頼してみると良いでしょう。

■マンションでのガス給湯器交換リフォームの注意点
点検を行い、不具合があればメンテナンスか交換が必要です。
交換の際には注意が必要なのですが、それはサイズや形状です。
マンションでは給湯器をベランダや廊下部分に取り付けていることが多いのです。
なので、設置できるサイズが限られているのです。
専門業者に確認してもらい設置可能なサイズの給湯器を選びましょう。
また、使用出来るガス量に上限がある場合もあるのでマンションの管理組合に確認してから取り付けるようにしましょう。

自分だけで給湯器を選ぶのではなくきちんと専門の業者や管理組合に確認してから給湯器を選ぶようにすると失敗がありません。