長寿大国でもある日本では家をバリアフリー化にする家庭も多いです。
自治体によって補助金の支給があったりとリフォームをお得にできるサービスもあるので、リフォームがより身近となっています。
ですが、バリアフリー化にする際には注意も必要です。
■バリアフリー化にして失敗した体験談
バリアフリー化のリフォームで失敗した事例を紹介します。
将来車いすでの移動を考えて、玄関の段差を無くすリフォームをした方がいます。
エントランス部分にスロープを取り付けて車いすでも家に入りやすいようにしました。
玄関から自宅に入る際にも段差があると車いすでは通れないので、玄関の段差も全て無くしたのですが、不具合が発生してしまいました。
砂やホコリが室内に入りやすくなり、家の中が汚れやすくなってしまい掃除が大変になってしまったのです。
あらかじめ汚れのことを考えて、1部分だけ段差を無くしたにも関わらず、こういったことが起こってしまったのですが、対策としては多少の段差を作るべきだったのでしょう。
1センチ程度であれば車いすでも十分に乗り越えられる高さとなっています。
以上のような不具合が発生しない為にはバリアフリー化に詳しい業者などに相談することをオススメします。
ケアマネジャーなどにも相談する事で、暮らしやすい家にリフォームすることができます。
ですが、リフォーム業者選びには注意も必要です。
悪質な業者による詐欺まがいの行為や迷惑行為もあるので業者選びの際にはしっかりと確認してから契約をすることが重要でしょう。
■悪質業者に騙されないポイントとは?
悪質な業者には手口が存在します。
・今すぐにリフォームしないと大変なことになりますよ!
・無料で家の点検を行っています!
・屋根に不具合を発見したので確認しますよ!
・さらにさらに安くしますよ!
などと言ってくる業者には不信感を抱いた方が良いでしょう。
中にはきちんとした業者もいるでしょうが、上記のようなことを言ってくる業者には注意をした方がいいです。
例えば無料で点検を行っていると伝えられると、「無料だし見てもらうだけなら大丈夫」と多くの方が思うでしょう。
ですが、契約をしてもららうために点検だと嘘をついて家に上がりこむ業者もいるのです。
費用を安くしてくれるサービスも有難いと感じるでしょうが、費用を抑える代わりに材料を節約するなどして耐用年数が大幅に短い家となる可能性もあるのです。
上記のような手口の悪徳業者は、様々な言い方で不安を煽ったり親切な言葉で信頼を得ようとしてきます。
リフォームの訪問販売が来てもすぐに契約をしないよう、家族みんなで相談し合うことが大切です。
特にお年寄りの一人暮らしでは気をつけましょう。
消費生活センターに相談するのもオススメです。