■選択すべきはどちらか?新築&中古

新築マンションと中古マンション、それぞれ魅力的な点を持っています。
2011年度に新築でマンションを購入した人の中で、同時に中古物件も考えていたという人が近年徐々に増加しているようです。
その理由で、リノベーションやリフォームが以前よりも盛んに行われるようになったこと、質の良い新築マンションが多く建築されたことなどが挙げられています。

このように、我が国はこの先さらに中古マンションの供給量が増加されることが伺えます。
新築マンションと中古マンションの相違点を挙げつつ、どちらが手ごろに購入できるのか予測してみましょう。

■リーズナブルな価格が魅力な中古マンション

低価格ということが中古マンションの利点として考えられます。
2012年4月の資料を参考にすると、中古物件成約の平均価格は約2500万円となっており、それに対して新築物件の平均価格は約4400万円です。
低価格ということは、ローンを借りた場合の全ての返済額が借入額で著しく変動するということなので、購入者にとっては非常に魅力的なことでしょう。

様々な中古物件がある中で、果たして中古マンションは経済的なのかを考えてみます。
どのような中古物件があるかと言えば、建築された年数で作り方も違います。
15年以上前まではほんの少数だった二重床ですが、今ではほとんどのマンションが取り入れています。

このように、中古マンションは新築に比べてやはりリーズナブルに購入することができるということが分かります。
今後、費用をなるべく抑えて住宅を購入したいと検討されている方は、新築だけではなく中古マンションにも注目してみましょう。

■反対に新築のメリットとは

新築マンションに惹かれる点としては、やはり新築ならではの設備・質の安心性と、自分好みのデザイン・造りにあるでしょう。
何といっても、真新しい家に住めることは気持ちがいいものです。
さらに面倒で難しい段取りも、販売元の会社ひとつとの交流で完了することができるのです。

プラスすると、新築物件は自分が初めてそこに居住する住人であるので、1から始まった工事が終了し、受け渡すところまでを見届けられるという有利性もあります。

■新築と中古のわかりにくい相違点とは

構造・耐震性などの内面的な違い、保証・制度・消費税などの法律的な違いと、両者の相違点といったらこれらがまず思いつくでしょう。
ですが、実はビギナーには見つけづらい新築と中古の違いが思わぬ場所にありました。
それは「骨組」で、細かな部位までよく確かめてみると、設備を配置できそうな場所の主柱が少し張り出していたり、使われている素材が違ったりといった現状があります。
全く気にしない人であれば問題はありませんが、快適に暮らせる住まい探しのために、これらは頭に入れておくべきポイントだといえます。
もちろん、後から好きなように替えられる設備もあります。
ですが「骨組」自体を替えられる可能性はほぼ0%なので、購入を検討する前に意識して確認するようにしましょう。

三重県の新築マンションの選び方