リフォームの際には、近所の方々に大きな迷惑をかけてしまいます。
騒音などもそうですが、ホコリが舞ったりニオイなどが発生する場合もあるのです。
特にリフォームに関しては様々な業者が頻繁に出入りすることになります。

■音にも細心の注意が必要

小さい車だけなら良いのですが、トラックなど大きい車が頻繁に行き来すると、音だけでなく振動を感じる可能性があります。
また、大型車が駐車するスペースを確保するために、近隣の住民の家の近くに車を停めることも考えられます。
そういった場合には必ず事前に近所の方々に伝えることが大切です。
何も伝えずに、工事車両を停めていると迷惑となり苦情が出る可能性もあります。
トラブルに発展することも考えられるので注意が必要なのです。

■近所の方への挨拶は事前に

住民の家の近くに車を停める際には、邪魔にならないスペースに駐車するように業者にも注意を促しておきましょう。
また、見慣れない人が出入りすることで不安に感じる住民の方もいます。
挨拶をする際には、出来るだけリフォーム業者と一緒に挨拶廻りを行い、業者の顔も見てもらうようにしましょう。
あとは、どういった業者が出入りするのかも伝えておくようにすると、不安が解消されます。
リフォームをする前には近隣住民側の目線で考えて迷惑をかけないように気を付けることが重要です。

■工事中に起きやすいトラブルとは?

リフォーム工事中にはどういったトラブルが起きやすいのでしょうか?
まず、一戸建てで多いトラブルを見ていきましょう。

【一戸建てでは】
・外壁塗装のリフォームを隣の住人がしていたが、ニオイがきつく窓を開けることができなかった。
・外壁塗装の際に使用する塗料が庭に飛んできた。
・外壁を取り壊す工事をしている最中にホコリが多く飛んできて洗濯物を干すとゴミが付くので干すことができなかった。
・資材が道路にまで侵入していて危なかった。
・工事車両が何度も頻繁に出入りしていて煩くて堪らなかった。
・勝手に家のスペースに車が停められていた。
・いきなり工事が始まってビックリした。
・業者の車が邪魔な位置に停めてあり、曲るのに苦労した。
などが挙げられるでしょう。

【マンションでは】
・業者がエレベーターを何度も使用するので待つ時間が多かった。
・共有のスペースに資材などを置き過ぎて邪魔になっていた。
・臭いが充満して気分が悪くなった。
・違う階の住民がリフォームをしていたが振動がすごくて迷惑だった。
などがトラブルとして報告されています。
こういったトラブルがないように、事前に業者としっかりと話し合い迷惑が掛からないように配慮してもらうと共に、しっかりと挨拶廻りを行いましょう。