■「空気」が重要な結露問題解決

アパート・マンションでの結露の解決法としては、換気をすることが一番簡単で手軽な方法となります。
換気扇を回し続けても良いですが、自然換気で窓を数か所開けて行う換気がより効果的でしょう。
他にもエアサーキュレーターで結露しそうな場所を長時間送風することによって、結露を防ぐことができます。
窓付近の空気が動いているかどうかが重要なため、ほんのわずかな微風でも構いません。

■実は一番危ないフローリングの結露

窓や壁以外にも結露は発生しますが、実は床に生じる結露が一番危険なのです。
フローリングの床に布団を敷いて寝ているという方も中にはいるでしょう。
しかし、この状態をそのままにしていると、体から出た汗や湿気が布団とフローリングの間に溜まってしまい、カビの原因となってしまうのです。
また、布団の裏面が湿っている状態はダニにとって快適な住み家となります。こうなるとダニによるアレルギーの症状を引き起こす原因にもつながっていくので、カビやダニの発生した布団は処分し、健康の上でも新しいものに替えた方が良いでしょう。
そして、除湿マットやすのこを布団の下に敷く、天日干しや布団乾燥機で常に布団が乾燥している状態であることを心掛けることが大切です。

■子供部屋を分ける場合

子供部屋を将来的に2つに仕切る場合、工事をして部屋の間に壁を設けてもいいのですが、工事となると費用が多くかかったり将来子供が独立した場合、また元に戻すのが大変ということもあります。
このような場合は、間仕切り家具を使って一時的に部屋を分けることができます。
間仕切り家具は、部屋のサイズに合わせて造作することができるので、壁の隙間部分なども有効的に活用することができ、また空間を立体的に使うことも可能になるので便利です。
また、壁を作ってしまうと取り外しに費用がかかりますが、家具なら不要になった時点で簡単に処分できるので、費用を抑えることもできます。

■間仕切りにも様々なパターンがある

間仕切り家具以外にも、狭い空間を仕切るのにはいくつかのパターンがあります。
間仕切り家具では、部屋の構造上合うものがないといった場合には、屋根裏を有効活用することもできます。
屋根裏であれば、どちらも同じ空間で仕切ることができて、縦の空間を有効活用できます。
また天上部分に高さがあるので、狭さを感じにくくなるといったメリットもあります。
この場合、天井部分の断熱効果を高めておくと、より快適な空間にすることができます。