■耐震性・断熱性は重要なポイント

中古住宅を購入するにあたって重要な点のひとつに、耐震性・断熱性の強さがあります。
新耐震設計基準というものは1981年以降に作られた規定で、これによって建てられた住まいは「震度6強以上の地震で倒れない住宅」という規定が決められています。この基準で建てられた住宅を選択することは非常にお勧めです。

■ハウスクリーニングで無駄をなくそう

以前まで他の人が住んでいた中古住宅には、当然のように汚れや使用感も残ってしまいます。
ですが、それらを丸ごと入れ替えてしまっては費用が加算してしまい、思わぬ事態になりかねません。

そこで注目してほしいのが、ハウスクリーニングです。
そのまま使っても問題がなさそうな床・壁・室内設備などはクリーニングによって綺麗に生まれ変わらせることができます。
費用は建物によって異なりますが、およそ10~30万円程度で行うことができるので、利用した方が費用も時間も短縮できるでしょう。

■7~8割以上なら新築を検討した方が正解

住宅を購入することは人生でそう何度も訪れることではありません。
住まい探しをより良いものにするために、次は予算の目安を考えていきましょう。

一般的には同じ規模、場所の新築を購入した場合の約7~8割以下が中古住宅(リフォーム工事も含む)の合計となるならOKと言われています。
これ以上になってしまった場合は、もう一度計画を立て直す必要性があると考えましょう。

■結露の発生する原因とは

暖房器具が活躍する寒い季節に、悩まされるもののひとつが「結露」です。
簡単に説明すると、「結露」とは室内の空気が温度の低い物体に触れることで冷やされ、湿気に変わってしまうという現象を言います。
室内を特に加湿していなくても、外気温が窓ガラスの温度に比べて低ければ結露はすぐに発生してしまうでしょう。

「ペアガラス」「二重窓」といった結露の発生しにくい窓もあります。
これらは、直に外気温が室内の空気に触れないような作りになっているので、ぜひ取り入れたいアイテムなのですが、取り入れるためにはそれなりの費用が必要です。
ただし、窓を変える以外の方法で結露を防ぐための手段もあります。

■マンション・アパートでの結露問題

結露にはカビやダニを発生させたり、壁や建材などを腐らせてしまうなど、見た目以外にも困った要素がたくさんあります。
対策としては毎朝窓についた結露を拭き取り、さらに室内を適切な湿度(50~60%)に保つことが重要といえます。
結露の除去には水切りや使わなくなったタオルが役立つでしょう。

住居が最上階、角部屋、ワンルームであった場合は、上記以外にもプラスして結露対策を考えなければなりません。
最上階の住まいや角部屋は、外との気温差が室内に表れやすいといった点があります。
またワンルームの場合は単純に部屋の面積が小さいので、日々の生活で発生する水蒸気が室内にこもりがちになり、窓を結露させやすいということに繋がります。
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