■悪徳業者はピンチを狙ってくる
地震や火事、洪水など自然災害時に住宅が崩壊したり、傾いてしまうことがあり、今後もまたその土地で暮らしいていくためには、家の建て替えやリフォームが必要になります。
でも、この先ここで生活していくには不安がある方や、予算的に住宅の立て直しが困難になるなども多く、決断を迫られるなど精神的に辛くなってしまう方もいるでしょう。
そんな大変な時に追い打ちをかけるように、悪徳業者はやってくることが多いのです。
悪徳業者は、ピンチの状態の時にさらに付けこんできます。
どのようにしてくるのか、もしも悪徳業者が来たらどのように対処したら良いのかをご紹介します。
■悪徳業者の手口
悪徳業者が訪問してくる手口をいくつかご紹介します。
このような訪問者がきたときは注意しましょう。
・住宅の無料点検といい、家の中に入り込んで不安を煽るような言葉を並べて、今すぐ契約するようにと勧めてくる。
・ガスや水道管の配管、電気の点検と言って家に入ってくる。
もしも次に災害が起こった場合、漏電から火事になったり水道管が破裂するなどの不安にさせて高額なリフォーム工事を契約させる。
・耐震強度の無料点検といい、点検後に土台が危ないや基礎に亀裂が入っているので今すぐ工事が必要、家が崩れるなどと不安にさせリフォーム契約を迫ってくる。
・近くを通りかかったら家の外壁にひびが入っていたからと親切なふりをして訪問してくるが、このままでは水が住宅内に入るから工事が必要になるなど、今すぐ契約するようにとリフォームを勧めてくる。
このように悪質なリフォーム会社は、すぐ契約することを迫ったり、とにかく不安をあおるような言葉をどんどんと並べていきます。
このような業者が訪問してきたら、無料点検だといっても断りましょう。
そしてすぐにリフォーム工事の結論は出さずに、慌てずじっくりと考えてみましょう。
悪徳業者は考える時間を与えずに迫ってくるので、冷静に考えることをお勧めします。