キッチンの吊り戸棚は収納力抜群!リフォームで使いやすいように工夫しよう

キッチンには吊り戸棚が備え付けられている家庭が多いでしょう。
ですが、リフォームの際に取り外す家庭も多く、使用に関して不満を抱いている人も多いのです。
そんな吊り戸棚の使えるリフォーム術を紹介します。

■吊り戸棚は何に使用している?

・キッチン用品のストックを置いている。
・カセットコンロやボンベを置いている。
・お弁当箱や水筒、お弁当用品の小物など、予備を多く収納している。
・お菓子に使う型や麺棒などを置いている。
このような家庭が多いのではないでしょうか?
その他にもホットサンドメーカーやタコ焼き機など、普段あまり使用する事がない物を置く事が多いでしょう。

■吊り戸棚は使いにくい?

三重の工務店で家を建てる時、なぜ使用頻度の少ない物を置くのか考えてみると、吊り戸棚が使いにくいからではないでしょうか?
自分の目よりも高い位置に扉があり、1番上の棚などは脚立を使用しないと届かないですし、見る事も出来ません。
出すのに苦労してしまう…そういった事から吊り戸棚には、あまり使わない物を置くようになってしまったのです。
また、脚立を使用するという事は、落下の危険もあります。
高齢者や子供には危険を伴うので使用には十分に注意しなければいけません。

■吊り戸棚をリフォームして使いやすくする

使いにくい吊り戸棚ですが、なんと収納棚1個分の収納力があるのです。
なのでリフォームの際に無くしてしまうと勿体ない考えでしょう。
そこでオススメのリフォーム方法を紹介します。
まず、吊り戸棚の取り付ける位置を低くする方法です。
こうする事で、収納した物もすぐに取り出す事が出来るでしょう。
ただし、扉を開けっぱなしにしていると頭や顔に当たる危険があります。
また、背の低い人は見えにくい事も考えられるのであまりオススメ出来ません。
次に、跳ね上げ式の扉や引き戸の戸棚にするリフォーム術です。
これなら当たる心配もないでしょう。
電動昇降式の吊り戸棚は、価格が跳ね上がりますが使いやすい位置まで棚が移動してくるので収納している物が取りやすい利点があります。