■リフォームは15年が目安

家を建てて15年~20年経過すると、様々な部分が劣化してきますのでリフォームをしなければいけなくなります。
この時期に多くみられる劣化現象は雨漏り、床下の劣化、内装の汚れ、水回りの汚れなど目に見える部分が多くなってきます。
20年経過することで、表面だけではなく内部の劣化は始まってきます。
特に、浴室の場合土台自体が腐食してしまっていることが多くあります。
一見見た目は綺麗なので安心しきってしまいますが、内部は大変な事になっています。
ですので、この状態をそのまま放置してしまうと腐食が進み大規模な工事をすることになりますので注意しましょう。
そして20年を経過することで、生活スタイルの変化も始まってきますので、そろそろリフォームをしようかなと考え始める人が多くなってきます。
リフォームをするのはこのタイミングがベストになります。

■25年を過ぎると多額の費用がかかる

25年を過ぎていくと、配管やクラックなど基本となってくる部分が劣化してきます。
この時期になると、リフォームではなく建替えも視野に入ってきます。
どちらにするかは、劣化状態によって異なってきます。
ただ、費用に関して1000万円くらいの差が生じてきますので、ある程度計画性をもってリフォームに取り組まないといけなくなってきます。
最低でも500万円以上の費用が必要になってくるので、25年を過ぎて全くリフォームをした経験がない方の場合は、リフォーム貯金を早いうちから始めておくようにしましょう。

■耐震強度の見直しも必要

更には、1981年くらいに建てた家の場合、耐震強度が緩い場合があります。
ですので、この時期に建てた家の場合は耐震補強も一緒に行う必要があります。
最近では目的に合わせたリフォームをすることができたり、それらをすることで減税対象になってくることもあります。
お金がなくリフォームすることができない・・・という場合には、補助金制度もありますので、各市町村でどんな制度が設けられているのかを調べてみるといいでしょう。
三重県の不動産会社では、不動産の相談や不動産取得税、補助金、坪単価などの情報を教えてくれるところもありますので、わからないことがあったら相談をしましょう。