■変化するリフォームトラブル

国民性格センターには日々、さまざまなトラブル相談が寄せられます。
その中で最近多い事例が『リフォームトラブル』の相談になります。
相談内容のほとんどが、見積もり書と工事の不整合や、委託会社のずさんな契約方法、費用の追加や請求額に関する相談です。
主なトラブル事例の中に『口頭で200万円程度と聞いていた内装工事費用が、工事終了後に250万円にまで膨れていた』というものもありました。
この件では、工事内容の詳細が書かれている書類が存在せず、当初の契約とは全く違ったずさんな工事をされたとされています。
他のトラブル案件でも、契約書を交わしていたのに貰った書面が契約を特定出来る書面ではなかった、また図面を見せられて説明を受けたが、図面通りでない工事が行われたというトラブルもありました。
契約書のトラブルに関して言えば、工事開始日が空欄のままでいつまでたっても工事が始まらないので問い合わせてみたところ、『吉日』と記されていたというケースもあります。
また以外に多いトラブルの1つとしては、知人のリフォーム会社に頼んだために、契約や工事内容があいまいのまま工事が完了し、トラブルに発展したなどの事例もありました。
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■リフォームトラブルは年々増えている

このようにリフォームに関するトラブルの相談件数は、毎年増加を続けています。
ですから、最近のリフォームトラブルの傾向をよく把握しておき、しっかり対策することが重要です。
リフォームの訪問セールスでターゲットにされやすいのが70歳以上の高齢者です。
リフォームトラブルの相談件数も70歳以上の割合が圧倒的に高くなっています。
反対に、実店舗で契約した方のトラブル相談が多いのは50歳以下の方型の割合で、相談内容としては約束不履行や契約書に関わる相談内容が多くを占めています。
リフォームトラブルと言えば、以前までは悪質な訪問セールスによる高額費用の相談がほとんどでしたが、最近では、実際に会社に行き契約を行ったのに、トラブルに発展していたという例が増加しています。
こうしたトラブルを少なくする為には、1つ1つのポイントをしっかり書面にしておくことが重要です。
不動産やリフォームのことで分からないことがあった時は、三重県の工務店ランキングを参考にすると、トラブルのないリフォームをしてくれる会社を見つけることができます。