快適なリフォームを行うなら引越し並みの事前準備が必要
リフォームの工事では、あらかじめ準備をしているか、していないかによって快適度が大幅に変化します。
今回は快適なリフォームを実現するために必要な、準備についてご紹介します。
工事が始まる前に片づけをする
リフォーム工事が開始する前に、段ボールを用意して装飾品などを全て片付けましょう。
キッチンをリフォームする場合、工事中に細かいホコリが出て食器棚などに入ってしまう可能性があります。
汚れを防ぐためにも、食器や鍋は段ボールへ収納し、他の部屋に移動しておくと安心です。
また、内装リフォーム中はホコリにより、カーテンやブラインドなどが汚れやすいです。
なので事前に取り外し、カーテンやブラインドはこの際に洗ってキレイのする方が良いでしょう。
また、リフォーム完成後のイメージに合わないものであれば、インテリアに合わせて新しい窓装飾を買い、設置するのもおすすめです。
他にも壁掛け時計や飾り物なども忘れずに外し、段ボールに収納したり他の部屋に移動してまとめておきましょう。
リフォームでは不要なものを捨てるチャンス
工事によっては家具を移動する必要があり、中身を入れたまま移動することが多いです。
しかし、中には壊れやすいものなどもあるので、壊れやすいものや無くなっては困る大切なものはまとめ、装飾品同様に別の部屋に移動しましょう。
そして、リフォーム中は不要品を捨て、家をスッキリできるチャンスです。
工事が開始する前に収納に詰め込まれていたもの、使用して出しっぱなしになっているものなど、家の中にあるものをじっくり見直すとよいでしょう。
そして、リフォーム後の生活で「必要なもの」「不要なもの」と分別し、思い切って不用品を処分するのがおすすめです。
リフォーム業者では不用品を捨ててくれるサービスがあります。
しかし、タンスなど大きなものを処分する場合、業者に捨ててもらうと産業廃棄物として扱われるため、費用が高額になる場合があるのです。
少しでもコストダウンを狙うのであれば、粗大ごみ回収を自分で手配した方が安心と言えます。
このように、リフォームだから簡単だと思われがちですが、引越し並の準備が必要になるケースがあります。
工事を始める前には、片付けの作業時間を調整しておきましょう。