リフォーム前の挨拶周りのポイント
業者任せにはせず、自分で周る
リフォーム業者の中には、工事が始まる前にご近所に挨拶周りをしてれるところがあります。
しかし、リフォーム業者の挨拶周りは宣伝がメインとなる事が多く、ご近所意外の離れた家にも自社アピールをしに行く場合があります。
業者の挨拶によって嫌な思いをしてしまったという人も少なくありません。
ですから、リフォーム前の挨拶は業者任せにはせず、自分で周るようにした方が無難です。
その際の挨拶周りのポイントとして以下の3つがあります。
・業者と施主が一緒に挨拶に周る。
・業者が先に挨拶をし、施主が後から挨拶に周る。
・施主が先に挨拶をし、業者が後に挨拶に周る。
しかし、1番ベストと思われるのは先に自分で周って『あとから業者が再度ご挨拶に伺いますから、疑問点や要望などあったら気兼ねなく、どんどん言って下さい』と一言添えておくのが良いでしょう。
近所付き合いの手前で、施主には言いにくい事でも業者相手なら気兼ねなく言える場合もあります。
詳しく聞きたいけれど、施主には直接聞けないという事も心おきなく確認することも出来ますので、後々業者が周るという一言には重要な意味があります。
リフォームの挨拶に適している手土産とは?
近隣への挨拶で手土産を持って良く場合、金額や内容は地域の習慣によって異なりますが、一般的にはタオルやごみ袋などのお互いに負担にならないものが良いとされています。
タオルのほかには、ハンカチ・ティッシュセット・石鹸など誰にでも使う事が出来るものが喜ばれます。
金額は500円~1000円程度を目安にしてください。
挨拶周りは最低限のマナーであり、それを怠ってリフォーム工事を行ってしまうと、後々ご近所トラブルに発展するリスクが非常に高くなります。
家を住みやすくリフォームするのと同じ様に、住みやすいご近所関係を築くためにも、施主がしっかりとご近所に一言かける、これがリフォーム成功への第一歩です。
この挨拶周りは、リフォームの1習慣前までには済ませておきましょう。
ご近所もリフォームを知らされてから準備期間が必要な場合もあります。