リフォームプランの立て方を失敗してしまう2つの原因
新しい生活空間をつくるために行われるのが、リフォームです。
リフォームプランを立てる際は、リフォームをすることで現在の暮らしをどう変え、そしてどのように新生活を迎えるかを重点に、最適なプランを考える必要があります。
リフォームで失敗してしまう原因は何なのでしょうか。
リフォームプランを考える手順の違い
リフォームで大切なことは、なぜその要望を形にしたいのかを考えることです。
何のために窓を大きくするのか、どうして対面キッチンにしたいのか、実現したい理由を考えなくてはなりません。
リフォームプランを立てる際、まず最初は今の生活での不満を考え、不便な部分をどう改善したいのかを決めます。
そして、新しい生活ではどのようにしたいのかも考え、そこから最適な形を見つけ出す手順で考えることが失敗を防ぐコツです。
このように、新しい生活を手に入れるリフォームのことを、リライフリフォームと呼びます。
しかし、プランを考える手順を逆にし、形からの考えが先になってしまうと、完成後にイメージとは異なる、でも綺麗になったのでいいかと、リフォームをしたこと自体には満足を感じても、完全に納得できない結果に仕上がってしまうでしょう。
思い込みからの失敗
みんながそうしているからなど、思い込みや元々の形にとらわれて、新しいリフォームプランを受け入れられないケースも少なくありません。
理想の形が生活スタイルに適し、今後の生活を満たしているのであれば問題ありませんが、思い込みによってリフォームプランを立て方に失敗してしまう場合もあるのです。
例えば、リフォーム後は玄関を入ってまっすぐな廊下をつくるプランではないといけないと希望する方がいました。
ですが、その土地は間口が狭い細長い土地であったため、そのプランのままでは逆に住みにくくなってしまう可能性があります。
話をよく聞くと、現在の家や実家もそのような間取りであるため、家の間取りはそれが当たり前、それ以外の家は変だと思い込みがあったのです。
リフォームのプランを考える際は、まず将来的にどんな生活をしたいか考えこと、そして柔軟な心を持つことも、満足できるリフォームでは大切と言えます。