リフォームの際の挨拶周り~マンション編~
マンションリフォームの際の挨拶周りの範囲
マンションリフォームの際に最低限の挨拶が必要だと思われる範囲は、上3軒+両隣+下3軒の合計8軒になります。
この他にも、資材の搬出入でよく使うであろう廊下や、階段に面しているお宅にも挨拶をしておくと無難です。
階段を挟んで両側に部屋が並んでいる階段室型マンションの場合は、同じ階段を使う可能性のある方にもひと声かけておくと良いでしょう。
マンションリフォームのでよくある近隣トラブルの例
マンションリフォームでよくある近隣トラブルが以下の通りです。
・エレベーターを使われる頻度・時間が長くてイライラした。
・共用スペースの廊下が資材置き場にされており、通行の邪魔になっていた。
・共用スペースの養生パネルに落書きがされていて、見た目が良くなかった。
・遠い部屋の工事だったのに、壁や床から音と振動が伝わってきて不快だった。
・塗装工事中で使う塗料の臭いがひどく、赤ちゃんに影響が出るのではと不安な気持になった。
などです。
マンションチフォームは一戸建てリフォームとは違い、家が隣接し合っているので、トラブルが起きやすい条件がそろっています。
ですから、リフォーム前の挨拶周りではしっかりと工事内容や騒音・悪臭・振動・人の出入り・車の問題などを伝える必要があるでしょう。
また、マンションリフォーム中に近隣の家にかかる迷惑は騒音やホコリ、臭いだけではありません。
知らない人の出入りが多くなることや、業者の車の問題なども挙げられます。
リフォームでは小さな工事でも1度に沢山の業者が入る事があり、その中でも意外に多いのが駐車場のトラブルです。
例えば浴室のリフォームの場合、初日に現場管理者・営業担当者・解体業者・電気業者・設備業者・木工業者・サッシの搬入等が重なる事があり、多いときで7台の車がくる可能があります。
ですから、駐車場の問題や業者が車を停めている場所の事をしっかりご近所に伝える事が必要なのです。
また、マンションの場合は音や振動が壁や床を伝わり、かなり遠くまで響く可能性が考えられます。