リフォーム失敗例から学ぶ意外な落とし穴
リフォームの完成度をアップするために、失敗しがちなリフォームパターンは何かご存じでしょうか?
リフォーム検討中という方は、部位でよくある失敗例を事前に知っておき、うまく回避できるといいですね。
リフォームする場所が多い人気ベスト5
リフォームを考えている人にアンケートを取ってみました。
人気の高い場所、5つの部位をご紹介します。
1位 バスルーム
2位 洗面所・トイレ
3位 キッチン
4位 屋根・外壁
5位 リビング
ここには載っていませんが、10位以内に収納場所や省エネ対策を高めるリフォームもランクインしています。
以上のデータは、平成27年に調査したものです。
(一社)住宅リフォーム推進協議会にうよるもので、住宅リフォームをする人の意識と行動に基づいて調査しました。
ランキングを見てわかるように、1位から3位までは水まわり設備のリフォームです。
水まわりは、毎日の生活で欠かさず利用するものなので、劣化や汚れの影響が受けやすいのです。
それだけに不満を抱えてしまう人が多いのではないでしょうか。
4位にランクインしている屋根・外壁はメンテナンスの中で中心的存在です。
5位のリビングは、明るさや広さ・収納など快適な空間を作るためにリフォームする人が多いです。
見落としがちなリビングの窓の性能
では、次にこのベスト5の中で5位にあがっているリビングの失敗しがちな意外な落とし穴をご紹介しましょう。
窓は熱が出入りする場所です。
リビングの窓は大きい確率が多いため、その性能が快適な空間づくりをすると言っても過言ではないでしょう。
床暖房を付けていても温まらない、エアコンを付けていても暑かったり、寒かったり。
よく窓に結露がたまってしまうことがありますが、これは窓の性能が大きく関わっているからです。
広さや空間ばかりにとらわれるのではなく、窓の性能をアップさせることもリビングのリフォームでは重要です。
窓の基本的な性能アップ方法は断熱と遮断です。
夏は強い日差しを遮断し、冬は断熱で温かい空気を逃がさないことで快適な空間が保てます。
断熱サッシやエコガラスに交換したり、内窓を取り付けることが実際の方法としてあげられます。
夏は窓の外側に日陰を作り遮断しておくと涼しいリビングになるでしょう。
庭にウッドデッキがある家は、熱を溜め込まないためにオーニングで日よけすることをおすすめします。